野菜ソムリエYasu×Hiro のベジフル対談: 第3回 オッサンズ「夏野菜」推しまくる!の巻
世界中の皆さんにどうしても「野菜や果物の魅力」を一人でも多くの方にお伝えしたいという強い思いから、美味しい野菜と果物に目がない、カナダ・バンクーバー在住のHiroと福岡・糸島在住のYasuがつ、ついに立ち上がりました!(笑)それぞれの国の自慢したい農作物のことや、日頃から感じる野菜・果物にまつわる色々なことを若いおっさんHiroと本物のおっさん(笑)Yasuがあれこれとしゃべり倒す「毎月の連載対談」です。どうぞ、最後までお付き合いくださいね。
対談第3回目:オッサンズ「夏野菜」推しまくる!の巻
Contents
イントロ~カナダと日本の夏野菜事情~
本格的な夏が次第にやってくる6月、みなさんいかがお過ごしでしょうか?そろそろ夏バテしていませんか?日本の糸島(この対談をしている頃)は梅雨なのですが今年は空梅雨みたいで割と過ごしやすいんです。このまま、夏本番になればいいのですが、「来るよね〜、来ますよね〜」確実に暑い夏!が。農産物にとってはまとまった雨が欲しいところです。(「適度」に、何度も繰り返しますが「適度」に 笑)
皆さん、夏本番にむけて体の体調を整えていくためにも今回オッサンズがお勧めする「夏野菜」是非、ご参考にされてみてくださいね。
H:Yasuさん、こんにちは~。ぼくが暮らしているカナダ・ブリティッシュコロンビア州バンクーバーの今年の夏は、暑かったり寒かったりまちまちなんですよね(汗)。先日は薄手のコートを着たばかりで(笑)そんなバラバラな気温なのですが、6月からは本格的に地元の夏野菜が出回り始めます。
Y: Hiroさん、こんにちは!よろしくです〜。前回の喋り尽くした感(笑)から今回は野菜のお話しですね。オッサンズも体の事を考えて(オッサンズ健康には割と気を遣うお年頃なもんで、、、 笑)、蒸し暑いこの時期をなんとか健康で乗り切る為にも「夏野菜」をしっかりといただいてますよ。Hiroさん!バンクーバーって夏も過ごしやすい所なんでしょう?うらやましいなあ〜。僕はエアコンかけるとバテバテになるから、なるべく「扇風機」を愛用してます。(はい、皆さんはここでランニングとステテコ姿でパソコンを打つ親父の図を想像しな〜い。笑)
H:みなさんがバンクーバーにどんなイメージを持っているのか分からないのですが、地元の野菜がよく出回るのは夏の時期なんです。春・秋・冬なんかにスーパーで見かける野菜・果物は近くのメキシコ・アメリカ産のものが実は多いんですよ。カナダの冬ってなかなかの寒さですからね~(汗)。1年を通してブリティッシュコロンビア産のものだけ食べようと思ったら、かなり無理があると思います。
(毎週のように違う野菜や果物があるバンクーバーのファーマーズマーケット)
でも、やっぱり地元で採れたものを食べたいじゃないですか。だから、みんな夏になると、「待ちに待った!地元の野菜食べるで~!」という感じで、新鮮な野菜果物を買いにファーマーズマーケットなんかを訪れています。日本みたいに地元というか、日本産の野菜果物を年中楽しめるのは素敵なことだと思います。
Y:ですよ〜、Hiroさん。やっぱり地元で採れたものは新鮮で美味しいし、値段も手頃ですもんね〜。日本の夏野菜といえば、、「ウリ、南瓜、キュウリ、トマト、ナス、ピーマン、オクラ、トウモロコシ、、、、。」があります。前にもお話ししましたが、野菜は旬の時期が最も栄養価が高く、その時期の人のカラダが欲しがる栄養素が多く含まれてるんです。(疲れた時に、酸っぱいものが欲しくなる感じです。)夏野菜には水分やカリウム、ビタミンなどを補う必要な栄養素が含まれているんです。特に夏野菜は彩りも豊かなので食欲をそそりますし、生でポリポリと手軽に食べられるのも夏野菜の特徴です。(ああ、「もろきゅう」が食べたい! 笑)
(夏が旬の野菜果物の試食を出すファーマーズマーケットの店舗にて)
H:そうそう!旬のものを旬の時期に食べるって大切です!他の季節より安く買えて、栄養価も高まっているんだから、すすんで食べたいものですよね!6月~8月くらいは地元BC州産の野菜果物をたっぷり楽しめるので、最高です。バンクーバーはクーラーの付いていない家も多くて、「暑い~。体が溶ける~」みたいな日は1年の中でもせいぜい10日間くらい(勝手な目測)だと思うのですが、夏野菜で夏バテを防止できたらいいですよね~!
(6月現在収穫中の色鮮やかな「糸島の夏野菜」の一部)
Y:特に僕の暮らす糸島は土壌にも恵まれ、海が近いせいかミネラルを多く含む野菜が多く、イタリア野菜を中心に少量ではありますが多品目を栽培されている生産者の方が多いので、圃場を見て回るだけでも色鮮やかな珍しい品種の野菜があり、ワクワクする時期でもあるんです。福岡市内近郊のかたはもちろんのこと横浜の鎌倉野菜みたいなイメージで東京でも人気がでてきました。そこで今回は夏バテ防止企画として日本とカナダの夏野菜をテーマに2人が選ぶ野菜を3種類ずつお届けします!
オッサンズが選ぶ健康にも良い「夏野菜」はこれだっっっっ!
H:ということで、早速2人が選ぶ夏バテ防止にぴったりな野菜を紹介していきましょう!2人が選んだ野菜の名前を最初に紹介します!ジャ、ジャ〜ン
Hiroが選ぶ夏バテ防止野菜
1位:「エアルームトマト」
2位:「モロヘイヤ」
3位:「冬瓜」
Yasuが選ぶ夏バテ防止野菜
1位:「ナーベラ(食用へちま)」
2位:「ダビデの星」
3位:「コリンキー」
Y:Hiro さん。来たー!このワード「エアルーム」最近、この言葉よく聞きますよね。「固定種」というか「伝統野菜」というか大量生産できない希少価値のあるものですよね。僕もめちゃ興味があります。教えてくださ〜い。早く、早く〜。(笑)
H:え~!Yasuさん、「ダビデの星」とか聞いたことないんですけど・・・(笑)さすが野菜マニア(笑)。食用ヘチマっていうのも食べたことがなくてすごく気になります・・・。なんか負けた感じ・・・(笑)
な〜んて愚痴を言いつつ、早速ぼくが選んだ3種類の野菜を紹介しますね!
Hiroのお勧めするBEST3はこれだっ!!
1.エアルームトマト
まずは絶対おすすめなのが、北米では夏の間よく見かけるエアルームトマトです。そもそもエアルーム(Heirloom)はそのまま直訳すると「先祖伝来の家財、家宝」という意味。さっきもYasuさんが言ってましたが、エアルームトマトは先祖代々現代まで伝わってきた自家受粉(非雑種)トマトの品種の総称を指します。つまり簡単に言うと、先祖代々お家で細々と育ててられてきたようなトマトの品種が該当します。エアルームの何が良いかというと、単純に味がいいんですよね。本来のトマトらしい味わいが楽しめるので、今になって脚光を浴びてきているんです。
(夏のファーマーズマーケットには様々な色・カタチのトマトが並びます)
もちろん品種によって栄養価が変わってくるので何とも言えないのですが、トマトの爽やかな酸味は食欲増進に繋がる可能性があるといわれています。また、レモンで有名なクエン酸も含まれていて、熱中症の予防にも関係があるとされていますよ。日本で作っている人もけっこういるみたいですが、まだまだ日本ではマイナーなトマトではないかと思っています。今年はどうせなら、美味しいエアルームトマトで夏バテ対策をしてみてください!
(過去記事)家宝種?エアルームトマト(Heirloom Tomato)について知っておきたい5つのこと http://vegefulpocket.com/heirloom-tomato-matome/
2.モロヘイヤ
次はエジプトが原産のネバネバ野菜「モロヘイヤ」を選んでみました。日本にお住まいの方ならご存知ですよね。実はモロヘイヤ、ぼくの暮らすカナダ・バンクーバーでは全然手に入らないんですよ。カナダに5年以上住んでいますが、まだ一度も見かけたことがありません(泣)だから日本にいる方はラッキーだと思ってください(笑)。日本では通年見かけるかとおもいます。モロヘイヤの何が魅力かというと、やっぱりその栄養価の高さ。古代エジプト時代から、元気のつく野菜として、「王様の野菜」「宮廷の野菜」なんて呼ばれていたといわれています。個人的には「栄養価の鬼」と呼ばせていただいているのですが(尊敬しているので、つい敬語になっちゃう笑)、疲労回復のビタミンなんていわれるビタミンB1(可食部100g中に0.18mg)が多く含まれていたり、糖質・脂質・アミノ酸の代謝に関わるというビタミンB2にいたっては野菜の中でもトップクラスの含有量なんです。(可食部100g中に0.18mg)
さらにモロヘイヤは、オクラや長いものネバネバと同じ成分を含んでいます。これは胃や腸の粘膜保護&たんぱく質の消化や吸収を助けてくれるといわれている栄養成分で、夏バテ防止にぴったりの栄養素として知られています。語れば語るほどモロヘイヤが食べたくなってくるので、ここらへんで止めときますが、モロヘイヤは癖が無い味わいなので、どんな料理にも合いますよ。ぜひ夏バテ防止に活用してください。ちなみに日本のスーパーで働いていた頃は、モロヘイヤはほうれん草や小松菜に比べて、あんまり売れなくて、泣いてました(汗)みなさん、もっと買って!(笑)
3.冬瓜
夏バテ防止にぴったりだと思う野菜、最後3つ目は冬瓜です。ぼくの地元岡山県には牛窓という素敵な場所があって、そこでよく生産されていたものが岡山のスーパーで販売されていました。バンクーバーでは Winter Melon という名前で、アジア系スーパーではけっこうよく見かける野菜です。かなり淡泊な味わいで香りも無し、そして低カロリー(ご飯の約10分の1!)の冬瓜。夏バテのときはこってりしたものは欲しくないものですが、冬瓜の淡泊さならスッと喉を通るかもしれません。
(バンクーバーのアジア系スーパーでは切り分けられたものがよく販売されています)
栄養価を見ると実はそこまで高くはないんですが(汗)、何が魅力かというとたくさんの量を食べられる点!ひとつひとつの栄養価が高くなくても、一度にたくさん食べることで栄養がたっぷり取れるんですね~。可食部100g中水分が90%以上なので、水分補給にぴったり。また、むくみ解消に関係しているといわれるカリウム(可食部100g中200mg)を豊富に含んでいます。個人的には冬瓜のスープと、冬瓜を入れたカレーが好きです。冬瓜を入れたフルーツポンチも昔つくったことがありますね。あー、食べたくなってきた・・・。
Yasuのお勧めするBEST3はこれだっ!!
1.ナーベラ(食用へちま)
主に沖縄や鹿児島で栽培される南国の野菜、ナーベラに多く含まれるカリウムなどのミネラルは抗酸化物質の効果を高める働きがあるそうです。沖縄では非常にポピュラーな島野菜の1つです。食感はナスに似ていてほんのり甘みがあり、揚げ浸し、味噌煮が定番ですが、味噌汁や酢味噌あえにしてよく食べられています。食感はナスに似ています。僕はナスの煮浸し風にしておかかをたっぷりかけてよく食べます。コンビーフやシーチキンと一緒に炒めても食欲がでます!朝のお味噌汁の具にも最適ですよ。
2.ダビデの星
夏といえばオクラですね。「丸オクラ」「角オクラ」「島オクラ」など品種が多い夏の定番野菜です。オクラはぬめりが体にいいとよく言われますね。Hiroさんもネバネバ、ぬるぬるが体に良いって言ってましたが本当にそうなんですよ。オクラに含まれるぬめりの成分はガラクタン、アラバン、ペクチン、といった食物繊維です。ペクチンは整腸作用を促します。緑黄色野菜βカロティンも豊富でレタスのおよそ3倍以上とか。カリウムやカルシウムも豊富なので夏は「オクラ」を食べ尽くしましょう(笑)今回お勧めしたい品種は最近全国でも栽培がひろがりつつある(太オクラ)「ダビデの星」。原産地はイスラエル(アメリカ説もあり)でこれもエアルーム品種とされています。名前の由来は断面図が五角形ではなく綺麗な星型をしているからだそうです。特徴はずんぐりむっくりの太いオクラ!(笑)でも、決して堅くないんです。むしろ柔らかくて食べ易いです。薄くスライスしてサラダにして美しい断面に見とれてください(笑)、さっと湯通したりスープにして使います。
夏の健康野菜のキーワードは「ネバネバ、ヌルヌル」なんです! はいっ!Hiroさん、皆さんもご一緒に「ネバネバ、ヌルヌル」は体にいい!(笑)
(断面図は綺麗な星形、種も綺麗な乳白色です)
3.コリンキー
ここ数年、日本でかなり話題になりましたね。日本で品種改良された生で食べられる南瓜です。とはいっても南瓜ですから完熟するとどんどんと赤くなり皮も固くなってしまいます。黄色い完熟する前に若取りをした物です。コリンキーも栄養満点の野菜でβカロテン、ビタミンB群も豊富です。また食物繊維も通常のカボチャよりも水分を多く含む野菜なのでお通じにも良さそうですよ。皮も柔らかく簡単にスライスできるので先ず生で食べてみてください。シャキシャキとした感じで柿を食べているような感じです。煮込み料理には向かないので、天ぷらやピクルスにして彩りを活かした料理にして暑い夏に冷やして召し上がってください。冷製したスープは滑らかでとっても美味しいですよ。
まとめ カナダと日本の夏野菜事情は?
H:いかがでしたか?2人がオススメする夏野菜を紹介してきましたが、食べてみたいものがあったりしましたか?夏バテ防止にはやっぱり旬を迎えて栄養価MAXな夏野菜がぴったり。そういえばYasuさん、夏野菜ってまだまだたっぷりありますよね~。
Y:あります、あります!た〜くさん。キュウリ / ピーマン / ナス / トウモロコシ / カボチャ / 枝豆 / オクラ / ゴーヤ / みょうが / セロリ / ししとう / 紫蘇 / 大葉 / いんげん / 瓜 / 空心菜 / にんにく / つるむらさき / とうがらし / ふだんんそう / らっきょう / おかひじき / さやいんげん などなど、、、、、、。他にも石川県の「加賀太胡瓜」とか山形県の「だだ茶豆」(これ大好きなんです!ビールのおつまみにもいいし、食べ始めたら止まらない(汗)また、枝豆を使った宮城県の郷土菓子「ずんだ餅」もめちゃ美味しいし、、、笑)などの伝統野菜なんかも日本全国にあるから、僕らがまだまだ知らない野菜がきっといっぱいありますよね。Hiroさんが暮らすバンクーバーではどんな夏野菜が人気なんですか?
H:あ、だだ茶豆、最高ですよね~。
バンクーバーで夏の時期によく出回っているのは、先ほど紹介したエアルームトマトを含め、色んなトマトががっつり陳列されますね。あとは、ズッキーニ(日本と比べてかなり売れます 笑)なんかも色んな種類が出回るので、楽しいですよ。あと、ナスは米ナスタイプが一般的で、他には長ナスタイプと白ナスは見かけますね。日本には水ナスだったり小ナスがあったりするので、うらやましく思います。
また、夏を代表する夏野菜キュウリは、日本と違うビックサイズの English Cucumber が一年通して一番人気です。たまーに日本のきゅうりみたいなものも見かけますね。チャイニーズ系のスーパーに行くと、スーヨーキュウリもちらほら見かけます。漬物にしたら最高ですよね。ファーマーズマーケットではエアルーム系のきゅうりもありましたよ。
(ファーマーズマーケットで見つけた Poona Kheera Cucumber)
Y:えっ、Hiroさん、今「スーヨーキュウリ(四葉胡瓜)」って言いました?なんとまあ〜、カナダでもあるんですね。僕も大好きな胡瓜の品種です。皮がパリパリして昔ながらの胡瓜!お漬物なんかにすると最高ですよね。それと、イボなしの「フリーダム胡瓜」もポリポリ食べられる大好きな品種の胡瓜です。夏はカッパになってもいい位(笑)胡瓜食べ尽くします。カナダエアルーム系のきゅうりはきっと、炒めたり、煮込んだりするんでしょうね。
H: Yasuさん、日本だと最近は珍しい夏野菜も出回っているのでしょうか?
Y:ありますよ〜、隠し球級の野菜が(笑)。というより、夏ににどうしても僕が食べたくなる野菜をご紹介させてください。(きら〜ん!)
ハワイで大ブレイクした「シーアスパラガス」、「食用ほおづき」「青パパイヤ」を最後にご紹介しますね。
「シーアスパラガス」はミネラルをたっぷり含んだ野菜、ヨーロッパではわりとポピュラーでよく売られているそうですが、日本では北海道の一部の塩田地で栽培されているようです。食用としては若い芽の部分を収穫します。以前「クリスタルリーフ」等が流行りましたが、これも塩味が強いです。夏の塩分補給にも一役かってくれそうですよ。生でも食べられますがさっと湯通ししてサラダやパスタの具材や魚介のどんぶり物にも相性がいいですよ。おそらく、日本でも珍しい希少性の高い野菜です。
(糸島で栽培されている「シーアスパラガス」)
「食用ほおずき:ストロベリートマト」は鑑賞用として夏の風物詩「ほおずき」は皆さんご存じかも知れませんが、これは食用としてヨーロッパで栽培されてきて日本で品種改良され、東北を中心に産地があるようです。これは是非召し上がっていただきたいです!甘酸っぱいベリー系の味が口いっぱいに広がります。僕は勝手に「青春のミニトマト」と読んでいますが(笑)ほろ酸っぱい美味しさを暑い夏に味わってください。
(糸島で栽培されている「食用ほおずき:ストロベリートマト)」
H: おー!食用ほおずきはバンクーバーでも人気ですよ。完熟した黄色い果皮のものが出回っていて、ゴールデンベリーという名前で販売されています!いちごやラズベリー、ブルーベリーなんかといっしょに並んでいるとキレイなんですよね~。
Y: Hiroさん、こんなに〜!いつも一粒一粒をちびちびと食べていた自分が悲しくなってきました(笑)。美味しいものは万国共通なんですね〜、やっぱりベリーという名前が付くんですね。まじで大人買いしたいです。
Y: 「青パパイヤ」は東南アジアでは定番の野菜で、日本では沖縄でもよく使われています。栄養価はミラクルベジタブル並です。*詳細は過去の記事をご参照ください。
記事はこちら→https://vegelabo-m.net/papaiya/ 僕はバテ気味だったり、体調がわるいときは薄くスライスしてチキンスープに煮込んでよく食べています。また千切りにしたものをキムチと合わせて食べると食感もとてもよくて食欲の減退する暑い夏にぴったりだと思います。是非、試されてみてください。
( 今では比較的手にいれやすくなった青パパイヤ)
暑い夏はとかく体調を壊し易い時期です。水分の補給やミネラル分の摂取なども必要ですし、冷房の効いた部屋ではどうしても体がだるくなったり、足が冷えたりと体調管理が必要ですね。そうした体の不調や予防として夏野菜は栄養を補うことのできる優れものです。また、調理も比較的簡単で生でサラダとして食べたり、手軽に湯通ししたり炒めたりと手間がかからないのもありがたいですよね。旬の野菜はその時期の人に必要な物を補ってくれる大切な存在なんです。
皆さん、夏本番にむけて体の体調を整えていくためにも今回オッサンズがお勧めする「夏野菜」是非、ご参考にされてみてくださいね。
Y: 皆さんもこれからの季節、キャンプやBBQをされる機会も多くなるかと思いますがお肉と一緒にオッサンズが今回ご紹介した夏野菜も是非一緒に食べてみてくださいね。BBQの網のお肉の横にカットして載せるだけですから〜(笑)
H: 青パパイヤ、今までなんとなく手が出なかったのですが、そこまで言われたら食べないわけにはいきませんね(笑)幸いバンクーバーでは1年中見かける品目なので、今度挑戦してみます!
Y: Hiroさん、是非 ! 食べて下さい。いや、身体のためにも食べんといかんでしょ〜(笑)「ほ〜ら、ほ〜ら あなたは青パパイヤが食べたくな〜る。」
H:今回2人の会話で出てきた野菜を食べれば、あなたも夏バテ知らずかも?!(言い過ぎw)
H&Y: 皆さ〜ん、夏野菜をたっぷり食べて、暑い夏を元気に乗り切りましょうね〜!
今回も最後までお読み頂きありがとうございました。次回の対談もどうぞお楽しみに。
<対談者のプロフィール>
Hiro profile
カナダ・バンクーバー在住の野菜ソムリエ。仕事はライター。日本とニュージーランドの大型スーパー青果部門、カナダでは元八百屋勤務した経歴を持つ。野菜・果物の情報を自身のブログ「野菜ソムリエHiroのベジフルポケット」にて発信中。その他にもHiro offcialのTwitter、Facebook、Instagramも不定期更新中。
Yasu profile
福岡県糸島市在住の野菜ソムリエ・フードコーデネイター。vegeLabo の運営、国内の外食関係企業、大手量販店、農産物加工企業にメニュー作りから生産者と契約した農産物の提案、卸販売、コーデネイトをしている。デザインワークとして野菜に関わる媒体のデザイン・ブランデイングもおこなう。 Facebook, Instagram も随時更新中。
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