糸島の西洋野菜の先駆者 「久保田」さん

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福岡県糸島市の野菜

 

*野菜の収穫時期:通年

こちらの糸島野菜セットはwebshopでご購入いただけます。

糸島野菜に魅せられて

関東にお住いの方は、「鎌倉野菜」「三浦半島の野菜」をご存知かもしれません。西洋野菜がお好きな方は実際に出向かれたこともあるかと思います。
日本でも「イタリア野菜」として最近は富に需要も増えて群馬、埼玉、山形、宮崎、長崎などで知人の生産者の方も随分と増えてきました。仕事柄外食関係の方々にご提案する際にメニューの候補としてご提案させていただくために、通常の野菜以外にも伝統野菜や西洋系の野菜の産地をお邪魔する機会がありました。そんな中「糸島」は福岡市の消費地も近いということで移住して農業を新規に始められた方、会社勤務から農業を始められた新規就農の方々が「少量多品目」での西洋野菜の栽培を始められる方が多いのも特徴です。新しく就農される方は法人クラスの農場で研修しながら数年で圃場を借り作物の栽培を始める方がほとんどです。「西洋野菜」の方が観光客の多い直売所や近隣のレストランに販売できるというところも生産者さんにとっては魅力的なのかもしれません。

糸島はハーブの花が咲き誇り、施設内はとても良い香りで癒されるほどです

 

 

糸島野菜との出会いはハーブからでした

糸島野菜に初めて出会ったのは通販会社時代にお客様にお届けする「お野菜セット」の中に毎月、

月替わりで「ハーブ」をお福分けでセットの中に入れさせていただいたのがスタートでした。毎月、圃場を訪ねる度に小さな畑では、実際に生産者さんがヨーロッパに行かれて出会った野菜の種を買って来ては試行錯誤されながら栽培を続けてこられ、その中で糸島の気候や風土に合う「西洋野菜」を定着させていかれたご苦労があります。当時はまだまだ日本では珍しかったイタリヤ野菜はそんなに需要がなかった頃でした。

 

 

欧米でおなじみのアーテーチョークも栽培されています

今では次々と新しい西洋野菜が広がり、まだ名前すら知らなかった野菜に出会うこともあります。でも、残念ながら日本の風土では馴染めない野菜もあり大量の収穫や確定された収穫時期が予測がつかないので次にお邪魔した時にはもう見れないこともあります。

「イタリアン」のシェフたちは旬の採れたその日の野菜でその日のメニューを決めると言われます。美味しい時期に良い状態の野菜を料理で提供するのは理にかなったことでもあるんですね。

4月の旬はイタリアの赤玉ねぎ「トロベア」です

 

 

 

糸島野菜を担うのは若手の生産者さんたち
〜こんな素敵な生産者さんに出会うのも糸島の魅力です。

糸島に移り住み2年が経ちましたが、今まで以上に「糸島野菜」の魅力にはまっています。それはスローフードを意識した移住者の方々の生活やオーガニック野菜を求められる方々が増えてきていることから、栽培法も無農薬での栽培や有機栽培も広がりつつあります。

生きていく上で必要不可欠な農作物。家族に食べてもらうためにも安全な野菜栽培したいという思いが込められています。暖かく、優しい人も多い糸島。
ぜひ、「美味しいお野菜を食べながらゆっくり時間を過ごしにいらっしゃいませんか。」

 

 

 

 

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